
医師紹介

最高医療技術責任者
田中 里佳
Rica TANAKA M.D.,Ph.D.
専門分野:再生医療/美容・形成外科/足病医療
順天堂大学院医学研究科再生医学主任教授、形成外科学講座教授、日本の大学病院初となる順天堂医院足の疾患センター センター長
水曜日と土曜日(不定期)のみ
RiCarna Clinicの最高医療技術責任者の田中 里佳です。
私はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ育ち、南カリフォルニア大学(USC)への進学を経て、“帰国子女として日本の医療に貢献したい”という思いを捨てきれずに単身で日本の医師の道を歩みはじめました。その後、形成外科と再生医学を専攻し、細胞による組織再生が可能な次世代の医療技術に強い関心を抱くようになりました。研究の一環として血管再生治療の開発を進めるうちに、臨床と研究の双方を支え合うPhysician Scientistを志すようになり、順天堂大学形成外科学講座にて学術研究と臨床経験を積んでまいりました。
幸いにも内閣府事業やAMEDの再生医療実用化事業など、多くの支援をいただき、少量の血液で実施できる低侵襲かつ効果の高い血管再生治療の開発に成功し、2017年には順天堂大学発ベンチャー(株)リィエイルを設立するに至りました。私の名前に由来する「Ricacell(リカセル)」は、“Made in 順天堂”として特許を取得し、血管内皮前駆細胞や再生マクロファージなどの活性化細胞を含む世界初の再生医療技術として認められております。高齢の患者様でも細胞が若返り、自身の幹細胞で自身の組織を修復できる点が大きな特徴です。
臨床分野においては、形成外科医として外科的な再建治療に取り組むと同時に、美容外科医としては“手術をしたことすら気づかれない”ような自然な仕上がりを追求し、患者様の美と健康を支えてまいりました。また、日本にはまだ十分に普及していない足病学・足病診療を広めるため、「足の疾患センター」を立ち上げ、多くの方に“歩く喜び”を取り戻す活動にも注力しております。
今回、RiCarna Clinicを通じて、これまで研究・開発を重ねてきた“Ricacell”を世界で初めて多くの患者様にお届けできることを大変嬉しく思います。当院では再生医療安全性確保法に則り、安全性と有効性を十分にご説明した上で治療をご提供いたします。人生100年時代を迎える今、一人ひとりの患者様が健康と美しさを兼ね備え、自分らしい人生を歩めるよう、私自身も一層研鑽を重ねてまいります。皆様にとって、新たな一歩を踏み出すパートナーとなり得るよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
RiCarna Clinic
最高医療技術責任者
田中 里佳
得意な手技
・皮膚再生・毛髪再生・下肢の再生医療
・目回りの手術全般(眼瞼下垂、二重術、下眼瞼しわ取りなど)
・難治性潰瘍の治療
・傷跡修正
・自然な仕上がりのボトックスやフィラー(ヒアルロン酸など)の注入系
・ハイフによるリフトアップ など

略歴
米国・カリフォルニア州ロスアンゼルス生まれ
2002年:東海大学医学部卒業
2006年:ニューヨーク大学形成外科学に留学
2011年:順天堂大学医学部 助教
2012年:順天堂大学医学部 准教授
2017年:株式会社 ReEir設立(再生医療スタートアップ)